1年間1on1を行う上で、役立った本と意識した行動
こんにちは、サービスデザイン部のOです。
シニアデザイナーという役職を担っています。
突然ですが、1on1について、こんな悩みをお持ちの方はいませんか?🤔
- 1on1に意味を感じない
- 相手の悩みに対しての良い返しができない
サービスデザイン部では、マネジメントの一貫として1on1を実施しています。
(※1on1には、キャリア育成や一部評価の吸い上げ含む)
そこで、1on1をスタートしてから1年を通し、学んだ以下内容についてお伝えできればと思います🎉
💡役に立った本9選
1. ヤフーの1on1―――部下を成長させるコミュニケーションの技法
http://www.amazon.co.jp/dp/B0716B52LP
✍️ 1on1とは?という原点に立ち返りたい方におすすめ!
ヤフーで実施されている1on1の具体例を学ぶことができます。
1on1の概要を理解することができるので、1on1をする側もされる側も読むことをおすすめします。
2. コーチングが人を活かす
http://www.amazon.co.jp/dp/B089GMQX97
✍️ 相手から悩みをもっと引き出したい方におすすめ!
コーチングについての概要や、情報を引き出す力について学ぶことができます。
個人的にコーチングスキルは、ユーザーインタビューの際のインサイトの探索や、壁打ちなんかにも使えると思っています。
サッカーでもよく出てくる単語ですね。
3. 具体と抽象
http://www.amazon.co.jp/dp/B016LUTNI2
✍️ 場の会話が成立していないと感じている方におすすめ!
人により理解できる具体レベルが違うことを前提に、その人達が相互に理解しあうためにはどういう行動を取ればよいのかを学ぶことができます。
4. AI分析でわかった トップ5%社員の習慣
http://www.amazon.co.jp/dp/B08JY292MC
✍️ 手っ取り早く仕事ができる人の仕事術や考え方を学びたい方におすすめ!
トップ5%社員の方たちの習慣を数時間で学べます。
内容の一部に内省することの重要性について書かれています。
5. リフレクション(REFLECTION) 自分とチームの成長を加速させる内省の技術
http://www.amazon.co.jp/dp/B08WPSH9DR
✍️ 内省のやり方について体系的に学びたい方におすすめ!
内省や振り返りの具体的なやり方やフレームワークについて学ぶことができます。
6. エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング
http://www.amazon.co.jp/dp/B079TLW41L
✍️ 特に新規事業と対峙している方や、その1on1相手の方におすすめ!
1on1の際に出てくるものにありがちな悩みと、それに対してどう向き合っていくのか解決へ導く事ができるかを学ぶことができます。
7. THE TEAM 5つの法則
http://www.amazon.co.jp/dp/B07PZB9DTK
✍️ 新しいメンバーがチームに入った方におすすめ!
チームに関しての悩みや、1on1の際の話の雰囲気作り(心理的安全性)の参考になるような内容を学ぶことができます。
8. 今いるメンバーで「大金星」を挙げるチームの法則 『ジャイアントキリング』の流儀
http://www.amazon.co.jp/dp/B01BSM7HZY
✍️ チームが伸び悩み気味、混沌状態から抜け出せない、のようなお悩みの方におすすめ!
グループ → チームになる、なっているときの経過(タックマンモデル)やそのときに起こりうることを学ぶことができます。
自分のチームが現在どの位置にいて、さらに良いチームになるためにはどうしたらよいかの参考になる内容を学ぶことができます。
9. 鬼速PDCA
http://www.amazon.co.jp/dp/B01M4L4UZW
✍️ 改めてPDCAのやり方を学びたい・伝えたい方におすすめ!
わかっているようで実践できていないPDCAのやり方やコンフォートゾーンの話などを学ぶことができます。
KPIを追う上で、行動している際に起こりがちな内容の悩みの解決手段について体系的に学ぶことができます。
💡意識した7つ行動(学びの上で)
上記の内容を踏まえ、普段の1on1で私が意識していることはこちら🧐
1. パソコン見ながら・打ちながら話さない
キリの良いタイミングでタイピングすること。
なぜなら、
- 話しやすい雰囲気を作れる
- 相手の動作の変化をみれる
このカテゴリの話では貧乏ゆすりしてる、目線がそれる、耳が赤くなるなど
2. 答えを言わない
内省することをどんどんやらなくなってしまうので。
他人から聞いたものは他人のものであるが、自らがたどり着いたものは自分のものになるから。
3. Whyは深ぼる
たどり着いたロジックの振り返りをしてもらうため
4. 深堀る際の言い方に注意
「なんで?」という聞き方以外に方法がある
- 何が障害だったの?
- どうしてそう思うの?
※「なんで?」をネガティブ方向に捉えるかどうかは、個人の主観を含む
5. 主語や単語が省かれている場合は、補足してもらう
情報を持つ濃度は、人により異なるため
6. 抽象度が高いものは、具体例を出してもらう
情報伝達力を磨くため
7. 話してもらった内容と同じ内容を聞き返す
正確には、1on1する側が構成を組み換えてオウム返しをする。
内容があっているか、解釈のズレがないか確認のため。
おわりに
繰り返しですが、こんな悩みをお持ちの方の参考になれば幸いです。
- 1on1に意味を感じない
- 相手の悩みに対しての良い返しができない