PHPerKaigi2024に参加しました【イベントレポート】
サービス開発部の福島です。
社内のエンジニア6人でPHPエンジニアにとって代表的なイベント、PHPerKaigiに参加してきました!
アウトプットも兼ねて、カンファレンスに参加した感想やLTの簡単な紹介や感想などを、こちらの記事でレポートさせていただきます。
PHPer Kaigiとは

公式サイトより引用
PHPerKaigi(ペチパーカイギ)は、PHPer、つまり、現在PHPを使用している方、過去にPHPを使用していた方、これからPHPを使いたいと思っている方、そしてPHPが大好きな方たちが、技術的なノウハウとPHP愛を共有するためのイベントです。
PHPに関するLTがメインコンテンツで、企業の出店ブースが出てたり、参加者交流会があったりなど、お祭り的な技術カンファレンスです。
今年はオフライン会場を軸としたオフライン・オンラインのハイブリッド開催でした。
3日間あり、私達は2日目のオフライン会場に参加した形です。
イチオシLTのレポート
ここからは私が聞いてきたLTの一部を、4つほど紹介させていただきます。
今回紹介するもの以外でも、素敵なLTがたくさんあります。
現在もLTのアーカイブ動画や資料が残っているので、気になるテーマがあれば下記リンクから公式タイムテーブルを是非覗いてみてください。
↓↓↓↓↓↓ PHPerKaigi2024 タイムテーブル ↓↓↓↓↓↓
https://fortee.jp/phperkaigi-2024/timetable
1. 古くなってしまったPHPフレームワークとPHPのバージョンアップ戦略
【スピーカー】bmf-san 氏
https://fortee.jp/phperkaigi-2024/proposal/6f22f53b-1a3d-43f0-9330-a6046c96df85
PHP(7.3から8.1)とフレームワークFuelPHP (1.8.2から1.9-dev)のバージョンアップをした際の戦略を紹介する、という内容です。
「PM」「技術」という2つの観点から語られていました。
PMしては
モチベーションの管理
遅延リスクの察知と対処(1のモチベーション低下にもつながる)
コミュニケーション(チーム内外への理解)
という観点から、何がバージョンアップを難しくさせているか?その解決方法は?という話をされています。
技術の観点からは
環境を並行稼働させて、切り戻しをすぐできる手順を構築(CloudFrontのContenuous Deploymentを採用されたとのこと)
5段階に分けた切り替え戦略紹介
という話が主です。
特に後半の並行稼働の手法紹介や、質疑応答であった「FWアップデートで発生した弊害の実例」の話は参考になりました。
2. ウキウキ手作りミニマリストPHP by uzulla
【スピーカー】uzulla 氏
https://fortee.jp/phperkaigi-2024/proposal/9cb5ad60-8970-4877-894e-9a59826f20e1
brewやapt-getなどではなく、自前でミニマルなPHP環境ビルドしてみた!という内容です。ミドルウェアとかLinuxの話を中心にディープに語られてます。
素のPHPと自動で場合で、どれくらいモジュールが入っているかの見比べなどもあり非常に面白かったです。
標準機能かと思ってたSessionすら実はモジュールなんだよ!という話は衝撃でした。
スピーカーさんの話術もすごくて、会場のハートをキャッチしまくってます。私のようにLTの話し方上達したいって方にもおすすめです。
また、LTの中でスピーカーさんが書かれた別記事が紹介されたのですが、技術的な知見の観点からはこちらの方が得るものが多い読み物でしたので、併せておすすめです。
php.iniの話
https://speakerdeck.com/uzulla/php-dot-inifalsehua
php.iniの探し方
設定項目各種の説明とTips
余談
などなど、著者のスパイスを混ぜて書かれてます。
272スライドの大ボリュームですが、テンポ良い内容でサクサク読めました。
3. パフォーマンスを改善するには仕様変更が1番はやい by やまもとひろや
【スピーカー】やまもとひろや 氏
https://fortee.jp/phperkaigi-2024/proposal/939533ae-f26a-4bd3-a8e4-c88d820943c6
サービスの速度改善をするにあたっては「仕様を変えるという選択肢もあるよ!」ということを伝えたいお話でした。
「え?そもそも速度改善のために仕様って変えていいんですか?」という後輩さんとの会話からLT発表に至ったそうです。
内容としてはPHPの技術というより、考え方の話が主ですが、後半には具体的なコードを用いた改善例もありますので、参考になります。
4. どうやってWebサービスのページ表示速度を1/3にしたか by 篠田 北斗
【スピーカー】篠田 北斗 氏
https://fortee.jp/phperkaigi-2024/proposal/2c3ccd3d-9630-4bf9-a33b-3b7d40d5be69
こちらも速度改善のLT。
パフォーマンスのボトルネックに対するアプローチを
特定
改善
確認
の3STEPに分けて考えて、具体的な手段(ツール)の紹介をされています。
後半では実際に行った怒涛の改善例が紹介されてました。
ざっくり以下の手順で取り組まれたとのことです。
Google Lighthouseで計測
Google Chromeのネットワークタブでリクエストの確認
AWS Amazon RDS での Performance Insightsでクエリの確認
クエリをEXPLAINで確認して、チューニング(INDEX追加、サブクエリ化など)
まだ改善の余地ありそうなのでXdebug × WebGrindでプロファイリング
ボトルネックだったphp.iniの設定変更
速度大幅改善(。・ω・ノノ゙パチパチ
方法だけでなく、ボトルネック特定の勘所なども聞けて、非常に参考になる発表でした。
その他
協賛ブースでは企業の話が聞けたりノベルティ配ってたりと賑やかで
タイポを防ぐお守りなど、ユニークなグッズも見どころでしたね。

また、LT枠は基本20~40分程度で設けられているのですが、ルーキーズLT大会なるものも開催されており、こちらは5分枠からで参加しやすいよ!リスナーもサイリウムで盛り上げるよ!という賑やかな空間でした。
見た目はフェス的な感じで、お酒も振る舞われて楽しい時間でした。私もサイリウム2本持ちでブンブン振り回してきました。
初めてスピーカー側に立つ人も参入しやすい仕組みと雰囲気でした。会場の一体感からお祭り感もあり、単純に楽しかったです。

まとめ
PHPに関する業務に活かせそうなTipsから、コアな技術話まで色々なLTが聞ける貴重な機会でした。
今回はオフライン参加だったので、スピーカーと直接話ができるアフタートークの時間があり、細かい質問をあれこれさせてもらえたりと現地ならではの情報収集も出来たのも良かったです。
チームとしても学習モチベーションが高まったと感じています。
私個人としても、後日社内で開催した勉強会で話のネタにさせてもらったり、実りあるイベントとなりました。
テックカンファレンスにはあまり参加できていなかったのですが、機会を見つけてどんどん潜入して知見を取り入れられるようにしていこうと振り返っています。
PHPerKaigi2025もぜひ参加したいなーーーー(切望)
と来年の参加希望を匂わせたところで、今回のレポートは終わりです。
ここまで読んでくださりありがとうございました!

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