AWS re:Invent 2023 Las Vegas に参加しました!!【イベントレポート】

 2023.12.08

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こんにちは。サービス開発部の須澤です。

この度、ラスベガスで開催されたAWS re:Inventに、弊社からは2名で参加してきました。今回は、そのレポートをお届けします。

弊社では複数サービスでAWSを採用しており、積極的に新しいアーキテクチャを導入することにより、より安定した運用やコスト削減を目指しています。さらに、データ分析基盤や生成系AIの活用も、我々にとって重要なトピックの一つです。

私個人としては数年ぶりの海外ということでドキドキしながら行ってきました。

AWS re:Inventとは?

毎年ラスベガスで開催されるアマゾン ウェブ サービス(AWS)主催のラーニングカンファレンスです。このイベントでは、最新の情報発表だけでなく、技術的なセッションや実践的なハンズオンも体験することができます。

今年のメイン会場は5つのホテルとなっており、参加者は、無料のシャトルバスや徒歩で各ホテル間を移動します。一つ一つのホテル内もかなり広く、気を抜いているとすぐに迷子になるくらいなので、時間には余裕をもったスケジューリングが必要でした。(少なくとも私は初めて行く会場内でかなり彷徨いました)

印象に残った内容

そんなAWS re:Inventでは、かなり沢山の発表がされていますが、その中でも私が気になったものをいくつかピックアップしてご紹介します。

Graviton4の発表

まずはGraviton4の発表についてです。Gravitonは2018年頃に発表されて以来、今回で早第4世代目ということになります。

Graviton3と比較して

・30%コンピュート性能を向上

・コアを50%拡張

・メモリ帯域を75%向上

と性能が向上しているようです。過去、新しい世代に切り替えるだけでもコスト最適化が見込めていたこともあり、コストパフォーマンスの面でも期待してしまいますね。

キャッシュのサーバーレス化

現在、データベースではサーバーレスのオプションが選択可能ですが、キャッシュサービスにおいてもサーバーレスの選択肢が提供されます。

1分以内でキャッシュを立ち上げることができ、なによりキャパシティ管理が不要になるのは運用の手間が削減されますし嬉しいところです。パフォーマンス劣化やダウンタイムを伴わずに、水平・垂直方向へのスケーリングが即座に行える点も魅力的です。コストに関しては、データ量やコンピューティングリソースの実際の使用量に基づく従量課金制が採用されるようですので、現状のコストと比較してリザーブドノードの有効期限が切れるタイミングで検討してみようと思います。

Amazon Q

生成AIを搭載した新しいアシスタントが発表されました。

このアシスタントは、例えば「WEBアプリの作り方」や「ベストプラクティスについて」などの質問に答える機能を持っています。また、トラブルシューティングにおいても、エラーを解析し、具体的な解決策を提供することが可能なようです。私のマネージメントコンソールにもしっかりと出てきてくれました。

現状では英語のみのようですので日本語対応が待ち遠しいですね。新しく何かを作る際には、情報収集やベストプラクティスへの理解も大事だと思います。マネージメントコンソール上で直接質問できるこの新機能は、非常に便利だと感じました。

Amazon Q

THE FRUGAL ARCHITECT

https://thefrugalarchitect.com/

弊社では、オンプレミス環境からパブリッククラウドへとサービスを移行してきており、現在は、オンプレミスとパブリッククラウドの両方を運用しています。オンプレミスに比べ、パブリッククラウドではハードウェアの制約から解放されていますが、その一方でコストの管理にはより注意が必要です。この点で、「THE FRUGAL ARCHITECT」という考え方に非常に共感を覚えました。

実際に、オンプレミスからパブリッククラウドへの移行後にコストが増加し、コスト削減のための取り組みを集中して行った経緯もありますし、現在もこの取り組みは継続しており、モニタリングや改善活動を行っています。

「THE FRUGAL ARCHITECT」において述べられている重要なポイントの一つは、コストを可用性やセキュリティと同様に、非機能要件の一部として扱うべきであるということです。この考え方では、システムの収益性を最大化するために、これらの要素間のバランスが重要であると強調されています。また、この文脈で「倹約には粘り強さが必要」という考え方も提唱されており、私も実体験からこの考えに共感します。

この観点から、継続的にサービスのコスト最適化を目指し、段階的な削減に取り組み、管理することでサービスの全体的な価値を高めることを継続的に行っていきたいです。

また、LAW VII.で書かれているのですが、「今までのやり方で上手くいっていたから、これで良い」という固定観念は危険だなと感じました。現状に疑問を持ち、より効率的で、費用対効果が高く、拡張性に優れた新しいオプションを常に模索することが重要で、それをしていかないと、その時点で良いものを作れたとしてもすぐに老朽化していってしまう可能性があるため、常に模索し続けることが大事だなと感じています。

そしてそのようなコストへの活動の役に立つ myApplications in the AWS Management Console というサービスも発表されており、このサービスを利用することで、管理対象のアプリケーションを登録し、コスト、稼働状況、セキュリティ、パフォーマンスを一元的に確認できるようです。このサービス等を有効活用することで、より効率的な管理を目指したいと考えています。

現地参加してみて

現地での参加を通じて、様々なサービスに対する関心の高まりを実感できました。たとえばコンテナ関連のセッションは大変人気があり、並んでも入場できないほどの盛況ぶりでした。

そして、単純に英語力を伸ばそうと思わせてもらえました。私の拙い英語でも、スタッフの方たちは笑顔で接してくださり、自ら話しかけにいくハードルを下げてもらえていたのですが、もっと自由に会話もしたいですし、セッションの内容の理解も深めたいです。そう思う場面が多々あったので、英語力を伸ばして再度参加したいと思っています。

「日々0.2%の改善が1年後には2倍の成果になる。」(GMOインターネットグループスピリットベンチャー宣言より)

とはいえ、参加したことによってとても良い経験が出来たと感じていますので、より多くの方にも同じように現地の雰囲気を直接感じてもらい、その良さを体験してほしいと思っています。来年行きたい方大募集中です!(勝手に言っていますがきっとたぶん大丈夫でしょう


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